【30日目|カミーノ巡礼】サリア出発、ついに残り100㎞地点を通過(〜Portomarín)

スペイン巡礼

2025年6月1日(日)

  • 天気:曇り
  • 歩行距離:22.3㎞
  • ルート:サリア→ポルトマリン

サリア以降は”easy”⁈

5:45起床。

まだ起きている人が少ない中コソコソと準備。キッチンでヨーグルトとハムを食べていたら男性に話しかけられました。「君もサンジャンから?今日はeasyだよ!サリア以降はeasyさ!だけど人が少ないうちに歩きたいから僕は早めに出発するよ。」ピレネー越えを含めいくつもの峠を超えてきた身としては、彼の言葉に思わず納得。気楽に行こう!

サリアからの変化

サリアは「フランス人の道」の人気スタート地点で、ここから歩く巡礼者が一気に増えると言われています。

私も先ほどの彼と同様に、早めの6:30に出発。サリアの町を通り抜け、歩き始めます。

実際に歩いてみると、「一人で歩いている感覚」がこれまでより強くなったように感じました。今までも一人ではあったけれど、道中出会った人たちが近くにいて、一人だけど一人じゃないような感覚がありました。今も周りにたくさんの巡礼者がいるものの、これまでのように明るくフレンドリーに挨拶を交わすhappyな雰囲気が少なくなった印象です。「サリアから雰囲気が変わる」と聞いていたので、そう意識しすぎているだけかもしれません。それとも、この曇り空がそう感じさせるのでしょうか。そんなことを考えながら黙々と進みます。

この旅でおそらくはじめての線路を渡ります。

しっとりした雰囲気。これがガリシアの気候ってやつなのかな?

馬を眺める巡礼者、ではなく、巡礼者を眺めている馬たち。

今日は涼しく、時には寒いくらいの気温だったので、上着を脱ぐことなく歩き続けました。

バルがなかなか見つからない

コーヒー休憩をとりたいけど、なかなかバルが見つからない。ようやく見つけたベーカリーは9時オープン。時刻は8:30。う〜ん、待つほどでもないので諦めて先へ進みます。

あいかわらず犬様は道路で自由に寝てます。

苔もたくさん。

かしこそうな番犬を横目に通過。

ここにもワンちゃんがいる〜と思って近づくと、ここでようやくバルを発見。9時すぎだったので、コーヒー休憩。持っていたバナナとクッキーも食べてエネルギー補給完了です。

なんだかパッとしないお天気。雨が降りそうで降らない。

残り100㎞地点に到着

標識の数字がジワジワと減ってきて、残り100㎞地点が近づいてきました。

「100.707㎞」

そしてついに!100㎞標識に到着!ここでは皆が記念撮影をしていました。

そのすぐ先には100㎞をきった標識もありました。

「99.930㎞」

いよいよサンティアゴ・デ・コンポステーラが近づいてきた感じがします。感慨深い!

犬だけでなく、鶏も自由にウロウロ。

雨のようで雨じゃない

天気はミスト状の霧雨に。水分を含んだ木の葉っぱから、風が吹くたびに大量の水滴が落ちてきます。そのため、木の下を歩くと雨が降っているように錯覚してしまいます。木の下にいると濡れるのに、一歩外に出ると雨は降っていないという不思議な現象。先の方で、雨だと勘違いしてわざわざ木の下で(雨宿りをしているつもりで)立ち止まり、木から降ってくる水滴を浴びながらポンチョを着込んでいる人もいました。私も最初は雨かと思ったけど、雨じゃないと気がついてからは、できるだけ木の下を歩かないようにしました。

 

農場が多く、道中ずっと家畜のにおいが漂っていました。

いくつかの小さな町を通り抜けます。

最後に道が二手に分かれていました。看板の説明を読むと従来ルートは足元が悪そうだったので、歩きやすそうな迂回路をセレクト、右へ進みました。周りの人も同じ方向へ進む人が多いようです。

しばらく進むと、遠くにポルトマリンが見えてきました。

最後の坂道を下ると橋がみえてきました。橋を渡るとポルトマリンです。

噂に聞いていた階段を登る

橋を渡ると目の前に急な階段が登場。「最後の最後に足にくる階段がある」と噂には聞いていましたが本当に急勾配。とはいえ今日はほとんど疲労感のない道だったのでまだまだ元気、さくっと登っちゃいます。

上から振り返るとこんな感じです。

Portomarín到着

階段を登り切り町の入り口の門をくぐります。12時に本日の目的地ポルトマリン到着です。

早速アルベルゲへ。チェックインをすませて中に入ると、広い空間に大量の二段ベッドが並んでいました。たまに仕切りのカーテンがあるけど、壁のないオープンな造り。この旅で一番広い空間だったと思います。どうかうるさい夜になりませんように…。

町散策&ランチ休憩

町散策をしながらランチできそうな場所を探します。

教会前のレストランにピルグリノメニューがあったので入ってみました。これまで頼んだことがないものを頼んでみようと、キューバライスとサーモンをセレクト。結果、いまいちでした。。期待はずれだったけど、空腹は満たされたのでよしとします。

日曜日でしたが、営業しているスーパーを見つけたので立ち寄りました。小さなスーパーでしたが、なんと「出前一丁」を発見。世界中で愛されているんですね。

買い物を終え、いったん宿へ。ベッドで少し休憩をしてから、気になっていたカフェへ行くため、もう一度町へ繰り出します。外は青空になっていました。

お腹はいっぱいだったけど、ランチの反動でどうしても美味しいものを食べたかったのです。ということでこちらのカフェでチュロス・コン・チョコラテを注文。

テラス席で景色を眺めながらのんびりいただきます。

アイスコーヒーにも一口スイーツがついてくるのね。チュロスは3本もあるのね。うん、どう考えても甘すぎ&多すぎ。そもそもランチで満腹になっていたのに。食べ終わる頃には少し胃もたれ。。贅沢な失敗です。今夜は晩御飯抜きでよさそうです。

このカフェ、朝ごはんメニューもあってとても美味しそうでした。私は時間的に寄らないけど、朝食時間に通ったら寄りたかったなぁと思いました。チュロスもコーヒーも美味しかったです。次の機会があれば是非空腹時に来たいものです。

巡礼者との再会

部屋に戻りシャワーを済ませ、食堂にいくと台湾人のユシュアンに再会しました。彼とはこの旅で一番最初のサンジャンの宿で出会って以来、ずっと少しズレた行程を歩き続けていました。約30日ぶりの再会です。「スーパーあいてるの知ってる?」と教えてくれたので、「うん、もう行ってきたよ!」と返事。彼も行ってきたようで、そこで買ったオレンジをひとつシェアしてくれました。

持っててよかったモバイルバッテーリー

ベッドに入り早めに就寝。今日は本当に晩御飯なしで寝ます。

そういえば、ここではモバイルバッテリーが役立ちました。この宿は電源が少なく、しかも壁沿いにしかないので、スマホを放置して離れるのはちょっと不安でした。モバイルバッテリー持っててよかった〜。

今日の費用 42.55ユーロ

(内訳)

  • バックパックサービス:4
  • コーヒー:1.6
  • 昼メニュー:15
  • プロテインバー:1.35
  • アイスコーヒー・チュロス:5.6
  • 宿:15