【8日目】ふたつめの大都市(〜Logroño)

スペイン巡礼

2025年5月10日(土) 天気:くもり→雨

歩いた距離:21㎞

気分は遠足

6:00起床。

5:40頃から目が覚めてたけどベッドでダラダラ。6時になると部屋の電気が自動的についたので全員ゴソゴソと準備を始めました。

7時にジギ&アンと待ち合わせをしていたので、準備をしてふたりが宿泊している近くの宿へ向かう。

アルベルゲを出る時、オーナーがリンゴをひとつくれました(手品風に差し出された)!朝ごはんは注文しなかったのに、こういうちょっとした気遣いがうれしい!

7時前に待ち合わせ場所に着いたので、エミリーとストレチをしながらふたりがでてくるのを待ちます。

時間になり、アイーダも一緒に出てきたので、5人で仲良く出発!なんだか遠足気分です。

まずは隣町まで歩きます。隣町にはコンビニ的なお店があったので、食料をゲット。コンビニ前でビーンホンに会う。ジギも顔見知りだったようで皆であいさつ。

その場でパンとコーヒーを飲んでから再び歩き始めます。

今日早めの7時出発にしたのは、雨予報だったから。雨が降り出す前にできるだけ歩こう!と急ぎ足で進みます。雨に備えて、朝から雨装備で歩きました。

どんより曇り空。

歩くペースはそれぞれ。お互いに気にせずに自分のペースで進もうということで、気づけば先を歩いていた私とエミリーのペアになっていました。またすぐどこかで皆に会えるでしょう。

ビアナに到着。ここで少し休憩です。

バルは混雑ぎみ。テーブルで休憩していたご夫婦が、もうすぐここが空くから向かいに座りなさいとジェスチャーで呼んでくれました。遠慮なくそのテーブルに同席させていただきます。ご夫婦が食べていたチョリソーが美味しそうだったので、私もチョリソーに挑戦。おふたりはスペイン人でスペイン語のみだったので、ジェスチャーでコミュニケーション。おじさまが、まずはチョリソーを一口食べて、すぐにパンをかじるんだよ!と教えてくれました。味濃いめだったけど美味しかった!コーヒーも飲んで、再出発です。

町を出る前に教会を見学。(マット&トム親子に会い、中に入れるよ!と教えてくれたので。)

外にでるといよいよ雨が降ってきました。

雨の中歩き出すも、結構な土砂降り。雨宿りをしている人たちも。エミリーとせっせと前に進みます。すると前の方に見たことのある後ろ姿を発見!ジギ&アンです。私たちがバル休憩&教会を見学している間に追い抜かれたのかな?急いでふたりに追いつき、そこからログローニョまでは4人で歩きました。

大人も盛り上がる泥んこ道

雨で道はドロドロ、全面水たまりで避けようがない道とか、もはや田んぼ?!みたいになっているエリアも。皆でギャーギャー叫びながら歩くのはなかなか楽しかったです。もちろん靴もドロドロ。

私はレインコート(上下別)+バックパックカバーという雨装備でしたが、ポンチョ派の方が多かったです。確かに、ポンチョの方が背中に雨が入ってきにくそうでした。私は背中とバックパックの隙間から雨が伝って、バックパックの背面らへんは濡れてしまいました。(中まで雨が染み込むほどではなかったけど。)

やがて雨足も弱まり、ラストスパート。

ログローニョ到着

13:30にログローニョに到着です。

今夜は皆別々のアルベルゲなので、町の入り口でいったんお別れです。

私のアルベルゲは中心地からは少し遠め。無事にチェックインし、濡れた雨具を外に干します。

今夜のベッドは4日目のパンプローナで宿泊したようなカプセルホテル風なベッド。たまにこういうカーテン付きのベッドで寝ると自分の空間ができてホッとします。

荷物をベッドサイドに置いて、すぐに町散策へ。エミリーと、ログローニョで有名なマッシュルームを食べに行こうと約束していたからです。14:30にお目当のお店の前で待ち合わせ。

ログローニョで有名な「ラウレル通り(Calle del Laurel)」にある「Bar Soriano」。ここはマッシュルーム1品のみ提供しているお店。着いたときには外も中も人だらけでした。すごい人気店!

まずはマッシュルームと赤ワインを注文。お、おいしい!

続いておかわりマッシュルームと白ワインを注文。お、おいしい!

あ〜満たされました。

お店に貼ってる広告もかわいい。

ここラウレル通りにはたくさんのバルがあり、元気な若者がたくさん。巡礼中じゃなかったらハシゴ酒を楽しみたかったけど、今日はクタクタなのでこれにて終了です。

宿に戻る前にスーパーマーケットによって食料を調達。明日は日曜日でレストランやスーパーが開いていないかもということで、念のためパックのスープを購入。それから今夜また若者たくさんの中心地へ繰り出す元気はなかったので、夜用にグラノーラヨーグルトも購入。エミリーは夜用にとフルーツを購入していました。

スーパーの中で、知った顔に遭遇。これまで何度か会っていたけどゆっくり話したことがなかった彼。ここでようやくお互いに自己紹介ができました。イギリスからきたロブ。背が高くて優しい笑顔が印象的な青年です。

エミリーは、仕事の都合もあり明日この町からバスを使っていくつか町をスキップしてサリアからラスト100kmを歩く予定とのこと。寂しい。。最後に明日の朝食を一緒にとろうと約束をしてバイバイ。

ぐるっと町を散策してから宿に戻りました。

帰り道、レストランのテラス席でくつろぐマット&トム親子を発見。あいかわらず爽やかなマット。話しかけると、楽しそうにビールを飲んでいるところでした。

宿に戻り、シャワーを浴び、小さなキッチンでグラノーラヨーグルトと朝もらったリンゴを食べてから、あとはひたすらベッドでダラダラ過ごしました。

 

今日の費用 47.48ユーロ

(内訳)

  • バナナ・パインジュース・パン・プロテインチョコ・カフェ:7.9
  • チョリソ・コーヒー:3.5
  • マッシュルームとワイン:10
  • 水・グラノーラヨーグルト・スープ:4.08
  • 宿:22