2025年5月9日(金)
- 天気:くもり→小雨
- 歩行距離:28.3㎞
- ルート:エステーリャ→サンソル
エステーリャを出発!巡礼者に優しい朝
5:30起床。
今日はこれまでで最長クラスとなる約28kmの行程。朝食は前日に購入しておいたバナナとマドレーヌです。マドレーヌは思った以上に甘く、朝からずっしり。コーヒーマシンで購入したコーヒーを飲みながら準備を整えました。
ストレッチをして7:00に出発。町外れに宿泊していたおかげで巡礼路へのアクセスが良く、少し得した気分です。
歩き始めて間もなく道に迷いそうになっていると、犬の散歩中だった若い男性が「こっちだよ」と進む方向を教えてくれました。カミーノを歩いていると、地元の人たちの優しさに何度も助けられます。

カミーノ名物「ワインの泉」で朝から試飲
30分ほど歩くと、巡礼者の間で有名な「ワインの泉(ボデガ・イラチェ)」に到着。

朝でしたが、もちろん試飲します。
実はこのために、朝飲んだコーヒーの紙コップを捨てずに持参していました。無料で注がれる赤ワインをいただき、気分よく再出発です。


しばらくすると後ろから名前を呼ぶ声が聞こえ、振り返るとエミリーが追いついてきました。今日も一緒に歩くことに。
エミリーはワインを空のペットボトルに入れ、「あとでコーラで割って飲む」とのこと。なかなか良いアイデアです。

絶景を眺めながらオレンジジュース休憩
途中の町で休憩。
生搾りのオレンジジュースを注文し、景色を眺めながらひと息つきました。スペインのオレンジジュースは本当においしく、巡礼中の楽しみのひとつです。

今日は距離が長いため、ひたすら歩き続けます。
エミリーはバックパック輸送サービスを利用しており、とても身軽。長距離区間では荷物配送サービスを活用するのも良い選択だと実感しました。


ワイナリーもありました。寄りたいけど我慢。いつかまた来よう。

ゴールはまだまだ。

巡礼者のオアシス!フードトラックで小休憩
歩き続けていると、巡礼者向けのフードトラックを発見。まさにオアシスです。私は持参していたバナナを食べながらしばし休憩。

その後、雨が降り始めたため急いでレインウェアを着込みました。
ロスアルコスでランチ休憩
昼頃、ロスアルコスに到着。
この町で行程を終える巡礼者も多いのですが、私たちはさらに先のサンソルまで歩きます。
まずは腹ごしらえ。サンドイッチとクロケッタを注文しました。クロケッタは日本のコロッケを想像していたのですが、中はクリーミーなベシャメルソース。どちらかというとグラタンに近い食感で、スペインらしい味わいでした。

ロスアルコスからサンソルまでが想像以上に長い
昼食後、周りはゴールし休憩モードの中、さらに雨で気分もあがりませんが、気合いを入れて再出発。
しかし、この区間が本当に長かった……。遠くにサンソルの町が見えているのに、なかなか到着しません。車道なら真っすぐ行けそうなのに、巡礼路は畑の中を大きく迂回するルート。歩いても歩いても近づかない感覚に苦しめられました。エミリーと話しながら歩けたおかげで最後まで頑張れました。ひとりだと結構しんどかったと思う。

サンソル到着
ついに!サンソルに到着です。
ロスアルコス以降は巡礼者も少なくなりましたが、最後はアトランタから来たアメリカ人カップルと一緒になり、「なかなか着かないね」「もう少し頑張ろう」と励まし合いながらゴールしました。

無事にアルベルゲにチェックイン。エミリーも一緒の宿です。
ここでプチハプニング。エミリーが送ったバックパックが届いていない!
荷物配送サービスでは稀にあることらしく、オーナーが他のアルベルゲを確認してくれることになりました。着替えもできないため、荷物探しを待つ間に町を散策。サンソルはとても小さな村で、あっという間に一周できました。

巡礼仲間との再会とレモンビール
散策していたら教会の裏でジギ&アンに再会!二人はロスアルコスからバスに乗ってきたらしい。バスはとても安くて便利だったとのこと。「あなたたちはよく歩いてきたね!」と労ってくれました。そして、明日は4人で一緒に出発しよう!と待ち合わせ場所を決めました。
小腹が減ったので、町唯一と思われるバーで休憩することに。中に入ると偶然アイーダもいて、5人で楽しいひとときを過ごしました。私が注文したのはレモンビール。歩き切った後の一杯は格別です。

アルベルゲの夕食は手作りパエリア
寒くなってきたので宿へ戻ると、無事にエミリーの荷物も到着していました。ホッとひと安心。
早速シャワーをあびるも、途中からお湯が水に…。まぁまぁ寒い日だったので、シャワーで温まれずがっくり。さっさと出て、ダウンを着てなんとか耐えました。
夕食のメインはパエリア!オーナーがどデカイ鍋でクツクツと作ってくれました。美味しい〜!

アルベルゲで夕食をとるといろんな人と会話ができるので楽しいです。この日のテーブルには、ジンバブエ、オーストラリア、イギリス、フランス出身の巡礼者たちが集まり、国際色豊かな夕食となりました。
最後はオーナーによるギター演奏と歌のプレゼント。とても温かい雰囲気の夜でした。
22時に自動消灯!?初めてのアルベルゲ体験
今日のアルベルゲは大広間にたくさんのベッドが並んでいるスタイル。21時を過ぎると「そろそろ消灯したいな」という空気になります。ところが、部屋中探しても照明のスイッチが見つかりません。代表して私が下に降りてスタッフの女性に尋ねると、22時になると自動で消灯するシステムとのこと。なるほど、これははじめてのパターンでした。
(内訳)
- コーヒー:1
- オレンジジュース:3.5
- サンドイッチ・クロケッタ:4
- レモンビール:2.5
- 夜メニュー:15
- 宿:16.2

