スペイン巡礼との出会い

スペイン巡礼
1冊の本

私のスペイン巡礼との最初の出会いは1冊の本でした。

『カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅』(森知子著)

カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅 (幻冬舎文庫) [ 森知子 ]

10年近く前でしょうか。たまたま読んだこの本が、それはそれはとっても面白くて、まるで自分も一緒に歩いているような気持ちになりワクワクしました。この本を読むまでは全く知らなかった【スペイン巡礼】。巡礼といってもキリスト教徒でなくても歩いて良いことを知り、「いつかは私もスペイン巡礼をしたい!徒歩で歩くんだ!歩くなら100㎞じゃなくて800㎞!」と将来の夢のひとつに加わりました。

ちなみに私はキリスト教徒ではありませんが、カトリック校を卒業したためそれなりに信仰心はあり、キリスト教の聖地への巡礼路を歩くことに抵抗はありませんでした。旅行好き&運動好き人間にとっては、なんとも魅力的な旅路だったわけです。

とはいえなかなか実現する機会も勇気もなく、実は数年間はスペイン巡礼のことを忘れていました。

そんな中コロナ禍に突入。大好きな旅行へも行けず自宅で過ごしていた時、ふとこの本のことを思いだしたのです。もう一度手に取り読み返してみると、カミーノ熱が一気に再来!!当たり前だと思っていたことが当たり前にできなくなる日が来るかもしれない、今やりたいことは「いつか」ではなく「今」しなくては!以来、隙間時間にスペイン巡礼について調べるようになり、本やブログを読んではイメトレを繰り返す日々。そしていよいよ夢の実現に向けて具体的に考えるようになり、この度実行することに決めたのです。

思い出の一冊✨