毎日宿を移動しながら歩き続けるカミーノ巡礼。
長距離を歩く旅の中で、出発前から気になっていたのが「トイレ事情」。
実際に歩いてみてどうだったのか、リアルな体験をもとにまとめました。
1. アルベルゲ(宿泊施設)のトイレ
アルベルゲには必ずトイレがあるため、出発前に済ませておくのが基本です。
ほとんどの宿では複数のトイレがあり、「混んでいて入れない」と困ることはほとんどありませんでした。清潔さも問題なく、トイレットペーパーも常備されています。手洗い場には、日本でよく見かけるエアジェット式のハンドドライヤーではなく、ペーパータオルが置かれているところも多くありました。(ハンドドライヤーが設置されている場合は、風力はかなり弱め。)
個室トイレとシャワーブースが同じ空間にあることも多かったですが、特に気になることはありませんでした。
2. カフェ・バルのトイレ
巡礼中に最もお世話になるのが、カフェやバルのトイレです。
コーヒー休憩や食事のタイミングで立ち寄るのはもちろんですが、「トイレのためにカフェやバルに入る」と言ってもいいほど重要なポイントです。
タイミングを逃すとしばらくトイレがないこともあるため、MAPを見ながら計画的に立ち寄るのがおすすめです。
- 基本的に綺麗で管理されている
- トイレットペーパーもほぼ完備
- 防犯のため鍵がかかっている場合あり(店員さんに声をかければOK)
まれに「紙がない」「電気がつかない」、外にある場合は「虫がいる」といったこともありましたが、大きな問題ではありませんでした。トイレを借りられること自体に感謝しながら、毎日利用していました。

ちょっとした注意点:自動消灯
意外と多かったのが、自動で電気が消えるトイレ。
しかも消灯までの時間がかなり短く、個室に入っている途中で突然真っ暗になることもありました。
最初に真っ暗になったときは「えっ、なんで?!」と少し焦りました。窓もなく本当に真っ暗で、思わずキョロキョロ…。焦って動いたことでセンサーが反応し、電気がついたので、仕組みを理解しました。
それ以降は落ち着いて手を振って対応。客観的に見ると少し怪しい動きですが(笑)、これはもう仕方なしです。
3. 公衆トイレ
数は多くありませんが、たまに公衆トイレもありました。
見た目が清潔そうであれば利用していましたが、日本のように頻繁にあるわけではないため、基本はカフェやバル頼りになります。
4. 青空トイレ(野外)
カミーノならではの青空トイレ。カフェがしばらくない区間もあるため、いざというときは自然の中で…という場面もあります。
私は結果的に経験せずに済みましたが、ギリギリまで我慢する日もあり、そんなときは草むらや木陰など、身を隠せそうな場所を探しながら必死に歩いていました。
男性は比較的気軽に済ませている印象でしたが、女性にとっては少し勇気がいりますよね。それでも必要な場面では、一緒に歩いている人の“見張り役”を担当することもありました。皆とても明るく、草むらから戻ってきた仲間を笑ってお出迎え、「ついにやったね!」と笑い話にするような雰囲気。そんなやり取りも、カミーノらしい一コマだと感じました。

まとめ|トイレの不安はほぼ不要
結論として、トイレに困ることはほとんどありませんでした。
- 道中にはカフェやバルが点在している
- トイレットペーパーもほぼ完備されている
- どうしても困ったら青空トイレという選択肢もある(話のネタにもなる)
トイレの設備には多少の違いはありましたが、巡礼者にとっては十分な環境であり、過度に心配する必要はないと感じました。
