旅の実体験メモ:スペイン巡礼の食事事情

スペイン巡礼

巡礼中の食事はどうしてた?

食事も旅の大きな楽しみのひとつ。

とはいえ、毎日移動を続けるスペイン巡礼では、「毎日何を食べるの?」「自炊しないと厳しい?」と不安に感じる人も多いと思います。

ここでは、私が巡礼中に実際に食べていた、朝・昼・夜の食事事情をまとめました。

朝ごはん|Desayunoの看板をチェック

朝食は、歩き始めてしばらくしてからカフェに入ることが多かったです。

朝食メニューがある場合は、看板に「Desayuno」 と書かれていて、

  • パン(クロワッサンやトースト)
  • コーヒー
  • 生搾りオレンジジュース

という3点セットが定番。もちろん、セットではなく単品で注文することもできます。

私は、朝ごはんにパンとコーヒーを注文し、途中の休憩で生搾りオレンジジュースを飲んだり甘いものを食べたりすることが多かったです。オレンジジュースは生搾りが本当に美味しくて、疲れた身体のエネルギーチャージにぴったりでした。

私がまず覚えたスペイン語は、毎日注文していた「Café con leche(カフェオレ)」「zumo de naranja(オレンジジュース)」「Cerveza(ビール)」の3つでした。

バナナやクッキーを常備していたので、コーヒーだけ頼む日もよくありました。

昼ごはん|到着後のビールを楽しみに

 

昼食は、目的地に到着してから「お疲れさまの一杯」を目当てにどこかに入ることが多かったです。トルティーヤやボカディージョ(サンドイッチ)をよく食べていました。

周りの巡礼者を見ると、遅めの昼食にピルグリノメニューをがっつり食べて、夜は軽めにする人もいました。

夜ごはん|ピルグリノメニューの内容と値段

夕食は、アルベルゲや町のレストランでピルグリノメニューを注文することが多かったです。

価格はだいたい12〜16ユーロで、内容は、

  • 前菜1品(サラダやスープ、パスタなど)
  • メイン1品(肉や魚)
  • デザート1品(フランやアイスクリーム)
  • 飲み物付き

が定番。

飲み物はワイングラス1杯のこともあれば、ボトル1本のことも。ワイン付きでお腹いっぱい食べられるので、単品注文よりかなりお得でした。

補給食|歩きながらの軽食とスーパー購入品

 

スーパーは、特に小さな商店の場合、お昼の時間帯や日曜日は閉まっていることが多かったです。そのため、営業時間を事前に確認して、オープンしている時間を狙って訪れるようにしていました。

バナナ

バナナは手軽にエネルギーチャージできるので、ほぼ毎日食べていました。基本的に1〜2本持ち歩き、どこのスーパーでも1本売りをしているため、足りなくなったら買い足す、を繰り返していました。

日本のように黄色く熟れたバナナよりも、まだ緑色のものが多かった印象です。買った次の日に1日持ち歩くと、ちょうど食べごろになります。ちなみに、調理用の緑色の大きなバナナも売っているので、買い間違いに注意です(サイズを見ればすぐにわかります)。

ナッツ・ドライフルーツ

ナッツ類も重宝していました。歩きながらパクパク食べられるので、とても便利でした。中でも、私はドライフルーツMIXが好きでした。

飲み物

水は水道水も飲めますが、スーパーでミネラルウォーターが安く手に入るので、私は毎日購入していました。ピレネーでは給水ポイントで水を汲んで飲んでいましたが、町に入ってからは安心のために購入していました。

暑くなってくると、よくアクエリアスを飲むようになりました。アクエリアスはスーパーで買うほうが安いので、1本買ってマイボトルに移し替えて持ち歩いていました。

また、缶ビールもスーパーで買うと安く済むので、町に到着後、バルには行かずアルベルゲでのんびり過ごすと決めた日には、たまに購入して楽しんでいました。

その他の軽食・ビタミン補給

ほかにも、クッキーやシリアルバー、アルベルゲで食べるためにヨーグルト、ビタミン補給にオレンジやトマトをよく買っていました。野菜や果物は量り売りなので1個から購入できますが、ヨーグルトは4個パックが主流。そのため、誰かとシェアしたり、無理やり一度に2個食べたりすることもありました。

正直な感想|外食は飽きることもある

正直なところ、ピルグリノメニューは内容が似ているので飽きることもあります。そんなときは、バルでタパスやハンバーガーを食べたり、スーパーでサラダや軽くつまむものを買ってアルベルゲで食べたり、など、その日の気分で適当に調整していました。

小さな町ではお店が少なく選択肢が限られますが、大きな町ではバル巡りを楽しむこともできます。

自炊派?外食派?外食中心でも問題なし

アルベルゲのキッチンでは、自炊派の巡礼者たちが楽しそうに料理している様子をよく目にしました。私はひとり旅だったこともあり、1人前の食べきり材料を買うのが難しかったため、基本は外食で過ごしていました。

外食中心でも、自炊中心でも、無理なく自分のペースで過ごせるのがスペイン巡礼の良さだと思います。

私は、仲間と一緒に食事をする時間が好きでした。
1日の終わりに、ワインを片手にその日の道のりを振り返りながら語り合う時間を楽しみに、毎日歩いていたように思います。

いつかまた、スペイン料理を楽しみに

本当はもっと”食”を楽しみたかったけれど、毎日贅沢はできません。
美味しそうなレストランを横目に見ながら、「いつかまた旅行で来て、スペイン料理を堪能するぞ」と心の中で思っていました。