2025年6月1日(日) 天気:曇り
歩いた距離:22.3㎞
しっとり一人歩き
5:45起床。
まだ起きている人が少ない中コソコソと準備。キッチンでヨーグルトとハムを食べていたら男性に話しかけられた。「君もサンジャンから?今日はeasyだよ!サリア以降はeasyさ!だけど人が少ないうちに歩きたいから僕は早めに出発するよ。」彼の言う通り、ピレネーをはじめとする数々の峠を超えてきたので、サリア以降はeasyな気がしてきました。気楽に行こう。
サリアから歩く人口が増えるだろうから、私も早めの6:30に出発。サリアの町を抜け、歩き始めます。

なんだか急に「一人で歩いている」感が強くなったような気がします。今までも一人だったけど、なんだかんだで知り合いが周りにいたので、一人だけど一人じゃなかった。いまも周りに歩いている人はいるけど、明るく挨拶し合うhappyな感じが少なくなった気がします。サリアから雰囲気が変わるよ、という話を聞いていたせいでサリアというポイントを意識しすぎてるだけかしら?それとも曇り空がそう感じさせるのかしら?そんなことを考えながらせっせと進みます。
この旅ではじめて?の線路を渡ります。

しっとりした雰囲気。これがガリシアの気候ってやつなのかな?


巡礼者を眺めている馬。

今日は涼しい、いや、寒いくらいです。上着を脱ぐことなく歩き続けます。

なかなかバルがない。ようやく見つけたベーカリーは9時オープン。時刻は8:30。待つほどでもないので諦めて先へ進む。
あいかわらず犬様は道路で自由に寝てます。

苔もたくさん。

かしこそうな番犬を横目に通過。

ここにもワンちゃんがいる〜と思って近づくと、ここでようやくバルを発見。9時すぎだったので、コーヒー休憩。持っていたバナナとクッキーも食べてエネルギー補給完了です。

なんだかパッとしないお天気。雨が降りそうで降らない。


ついに残り100㎞をきる!
標識の数字がジワジワと減ってきて、残り100㎞地点が近づいてきた。
「100.707㎞」

そしてついに!100㎞標識に到着!ここでは皆が記念撮影をしていました。

そのすぐ先には100㎞をきった標識がありました。
「99.930㎞」

いよいよサンティアゴが近づいてきた感じがします。感慨深い!
鶏も自由にウロウロ。

天気はほんのり霧雨に。水分を含んだ木の葉っぱから、風が吹くたびに大量の水滴が落ちてきます。そのため、木の下を歩くと雨が降っているように錯覚してしまいます。木の下を出ると全く降っていないのに。先の方で、雨だと勘違いしてわざわざ木の下で(雨宿りをしているつもりで)立ち止まり、木から降ってくる水滴を浴びながらポンチョを着込んでいる人もいました。(教えてあげたいけどもう着ちゃったからそっとしておく。)私も最初は雨かと思ったけど、雨じゃないと気がついてからは、できるだけ木の下を歩かないようにしました。

農場が多く、道中ずっと家畜の匂いが漂っていました。

いくつかの小さな町を通り抜けます。

最後に道が二手に分かれていました。看板の説明を読むと従来の道は足元が悪そうだったので、歩きやすそうな迂回路をセレクト、右へ進みました。周りの人も同じ方向へ進む人が多いようです。

気がつけば遠くにポルトマリンが見えてきました。

最後の坂道を下ると橋がみえてきました。橋を渡るとポルトマリンです。

橋を渡ると目の前に急な階段が登場。最後に足にくる階段があると噂には聞いていましたが本当に急勾配。とはいえ今日はほとんど疲労感のない道だったのでまだまだ元気、さくっと登っちゃいます。

上から振り返るとこんな感じです。

Portomarín到着
階段を登り切り町の入り口の門をくぐります。12時に本日の目的地ポルトマリン到着です。

早速アルベルゲへ。チェックインをすませて中に入ると、すごいベッド数。大きな一つの部屋に大量の二段ベッドが並んでいます。たまに仕切りのカーテンがあるけど、壁はありません。この旅で一番広い空間だったと思います。どうかうるさい夜になりませんように…。

町散策をしながらランチできそうな場所を探します。

教会の前のレストランでピルグリノメニューがあったので入ってみました。これまで頼んだことがないものを頼んでみようと、キューバライスとサーモンをセレクト。結果、いまいちでした。。空腹は満たされたのでよしとします。


日曜日だけど空いているスーパーを発見したので寄ってみます。小さな商店だったけど、出前一丁は置いているという。世界で愛されているんですね。

買い物を終え、いったん宿へ。ベッドで少し休憩をしてから、狙っていたカフェへ行くため、もう一度町へ繰り出します。外は青空になっていました。

お腹いっぱいだったけど、気持ち的にランチで満足感を得られなかったのでどうしても美味しいものが食べたくなったのです。ということでこちらのカフェでチュロス・コン・チョコラテを注文。

テラス席で景色を眺めながらのんびりいただきます。
アイスコーヒーにも一口スイーツがついてくるのね。チュロスは3本もあるのね。うん、どう考えても甘すぎ&多すぎ。そもそもランチで満腹になっていたのに。食べ終わる頃には少し胃もたれ。。今夜は晩御飯抜きでよさそうです。

このカフェ、朝ごはんメニューもあってとても美味しそうでした。私は時間的に寄らないけど、朝食時間に通ったら寄りたかったなぁと思いました。チュロスもコーヒーも美味しかったです。次の機会があれば是非空腹時に来たいものです。
部屋に戻りシャワーを済ませ、食堂にいくと台湾人のユシュアンに再会しました。彼とはこの旅で一番最初のサンジャンの宿で一緒でした。それから少しずれた行程を歩いていたけど30日目にして再会です。スーパーあいてるの知ってる?と聞かれたので、もう行ってきたよ!と返事。彼も行ってきたようで、そこで買ったオレンジをひとつ分けてくれました。
ベッドに入り早めに就寝。今日は本当に晩御飯なしで寝ます。
そういえば、ここではモバイルバッテリーが役立ちました。この宿は電源が少なく、しかも壁沿いにしかないので、スマホを放置して離れるのはちょっと不安でした。モバイルバッテリー持っててよかった〜。
(内訳)
- バックパックサービス:4
- コーヒー:1.6
- 昼メニュー:15
- プロテインバー:1.35
- アイスコーヒー・チュロス:5.6
- 宿:15

