2025年5月14日(水) 天気:曇→晴→雨
歩いた距離:26.1㎞
残り550㎞
5:45起床。
午後は雨になりそうということで、今日もロビンと一緒に早めの6:30出発。町の出口までたまに現れる壁画アートを楽しみながら進みました。町をでたところでロブに再会、若者グループ数名で歩いている様子。
昨日の雨の影響で、足元の悪い道が続きます。お花は相変わらず綺麗。
一つ目の町で朝食。トマトトーストとコーヒーを注文。今日のトマトソースはガーリック入りだった。朝から濃厚!このバルでロビンの友人キャンディに会う。
太陽が少しでてきた!
岩場に教会?!気になる。
残り何キロという数字がかかれたサインを初めて発見!残り550㎞!ここからカウントダウンのはじまりです。
何かの畑。
ぐちゃぐちゃな道を避けながら進みます。
怒涛の登り坂
途中でキャンディが追いつき、ビジャフランカ・モンテス・デ・オカで一緒に休憩。生搾りがよかったけどなかったので、瓶入りオレンジジュースを注文。キャンディから、「この後は登りが続くよ」と聞き、覚悟して出発。
言われた通り、本当に登りが続きました。傾斜のきつい山道をひたすら登ります。ロブのグループに追いついては追い越されを繰り返す。若い子たちはおしゃべりをしながら重たい荷物を背負っているとは思えないような軽い足取りで登って行きます。私たちは重たいバックパックを持っていないのに…ひぃひぃ言いながら登りました。
上に行くにつれ霧が濃くなり、景色は全くみえません。霧がなかったら絶景だっただろうなぁ。
そして足元は砂利というか石だらけでとても歩きにくい。
ようやく登りきったと思ったら、今度は急な下り坂。膝にくる。
ここからはほぼフラットな道がずっと続きます。
何もない道が続く中、フードトラックならぬフードカーを発見。
食べ物は持っていたのでスルー。ロビンと歩きながらプロテインバーを食べて進みます。
最後の林を抜けると…
一気に視界がひらけました。
学校の課外授業で歩いている子供たちも。
12時過ぎに最後の町に到着。目的地まで残り約3㎞。時間は余裕だしここでゆっくり休憩してからいこうということになり、ピザを頼みサングリアで乾杯!テラス席の横にはライラック。良い香り。
ピザはロビンがおごってくれました。お返しにサングリアは私のおごりです。
美味しくて大満足。さぁ、あと少し頑張って歩こうと気合いを入れて再出発。
町をでてすぐ、道が二股に分かれていたけど、迷わずカミーノwayへ進む。
しばらくすると雲行きが怪しくなり雷が鳴り出す。すぐに雨も降り始めたので急ぎ足でアルベルゲを目指す。ところが全然次の町にたどり着かない。3㎞だからそろそろ町が見えてくるはずなのに…。とにかく雨と雷の中歩き続ける。
林を抜けて原っぱに。ふとみると放牧されている牛たちが木の下に集まってぎゅっとくっついている。雨と雷から身を守ってるのかな、賢いなぁと関心。
ようやく町がみえてきた!安心したとたんロビンが足を滑らせてこけてしまう。怪我はしなかったようでホッと一安心。さぁアルベルゲを探そうと町に入るも、町名の看板にAgésの文字 。あれ、思っていたのと違う…。どうやら先ほどの二股の道で進む方向を間違えたようです。すぐ近くにあったアルベルゲで尋ねると、私たちの目的地はここから2㎞歩いたところとのこと。ショック〜。仕方ないので頑張って歩く。雨の中30分ほど歩くとようやく目的地がみえてきました!
サントベニア・デ・オカ到着
14:00にサントベニア・デ・オカに到着。小さな町なのでアルベルゲもすぐに発見し、無事にチェックイン!今日は26㎞のコースだったけど、道に迷ったせいで結局30㎞以上歩いていました。
濡れた服をほしてシャワーを浴び、夕食まで休憩。
18時からアルベルゲで早めの夕食。ロビンとワインで乾杯。
明日は大雨予報。休息も兼ねてこの町からバスに乗ってブルゴスまで行くことにしました。
オーナーにバスの時間を尋ねるとメモをくれました。
バス停は1㎞先の大通りにあり、特に何も目印はないけど待っていたらバスが通るので手を振ったら乗れるよ、とのこと。
え、ほんとに?とちょっと不安になる。
食事を終え、雨が止んでいたので少しお散歩。
教会以外にほぼ何もない小さな町。アルベルゲも1軒だけのよう。
念のため明日のバス停がある方向を確認。
ちょうど犬の散歩をしている地元の人がいたので、バス停はあっち?と聞いてみる。英語が通じずスペイン語のみだったけど、バス停はあっち、手を振れ、とジェスチャーで教えてくれました。
オーナーの説明と一緒なので合っているんだろけど、なんとなく不安。明日は少し早めに向かおうね、と話しながら部屋に戻りました。
洗面所で歯をみがいていたら、トイレからでてきた同部屋の男性に、ここは男性専用だよと言われる。え、さっきロビンとシャワーもあびたのに!ひとつしかないと思っていた洗面所(トイレ・シャワー)、まさかの奥にもう一部屋あって、そちらが女性専用でした。急いでベッドに戻ってロビンにも伝え、ふたりで笑いました。
(内訳)
- バックパックサービス:6
- トースト・コーヒー:4.5
- オレンジジュース:1.8
- サングリア:4
- 夜メニュー:15
- 宿:18