【9日目】ワイナリーを横目に(〜Ventosa)

スペイン巡礼

2025年5月11日(日) 天気:晴れ

歩いた距離:19.2㎞

優雅にモーニング

6:30起床。

エミリーと8時にカフェの前で待ち合わせをしていたので、朝の町をみながらゆっくりと向かう。時間があったので昨日行ったラウレル通りをチラ見。昨日の人混みが嘘のような静けさでした。

8時前にカフェの前に到着。すぐにエミリーもやってきました。

8時オープンのカフェ。ところが時間になっても開かない。あれ、もしかして今日おやすみ?!でも定休日じゃないし…とソワソワしていたら、ようやくお店の人がやってきて鍵をあけてくれました。日本と違って時間にゆるい感じが良いですね。そんなわけでもちろん1番乗りで入店。

エミリーは念願のチョコラテ・コン・チュロスを注文。私はトースト(ハム・トマト・オリーブオイル)とカフェを注文。チュロスを1本もらってチョコをたっぷりつけて食べたら、幸せな味がしました!(美味しいけど、油+チョコなので、量が多いと胃もたれしそうなやつです。)

優雅な朝食タイムを終え、いよいよエミリーとお別れです。彼女はここからタクシーと徒歩で明日のブルゴス着を目指し、ブルゴスからサリアまでさらにスキップ、そしてラスト100㎞を歩いてサンティアゴへ行く予定とのこと。

バイバイをして歩き始めると、一気に寂しさを実感。ここ数日はひとりで歩くことがなかったので、誰かと歩くことの楽しさや心強さをひしひしと感じました。

出会いと別れがあるのもカミーノ!気持ちを切り替えてひとりウォークを満喫だ!と思っていたら早速道に迷う。大きな町を出るときの進路が一番難しいです^^;

今日はいつもより遅めの出発になったので、前後にあまり人がいません。余計に少し寂しい。

でも、町の人が皆声をかけてくれます。お花に水をあげている人、ランニング中の人、犬の散歩中の人、さらには車の中から窓をあけて、「ブエンカミーノ!」と声をかけてくれるので、気分があがります。

途中の公園でリスさんに遭遇。

大きな湖沿いを歩きます。

リオハ州に入ってから、ブドウ畑が増えてきた気がする。

快晴で気持ちが良い!

ワイナリー気になるよ〜。

ナバレッテを通過。

ブドウ・ブドウ・ブドウ!

本日の目的地ベントサは、メインの道から少し外れた場所にあるようです。ベントサはこちらへ、という分かれ道を少し入ったところで、フランス人男性に会いました。お祖父さんが昔歩いたカミーノ、自分も歩いてみようと思ってきたんだ、というマックス。今日の目的地はナヘラだけど、ベントサにも寄ってみようと思いこっちの道を歩いていたそうです。ベントサに着くまで少しおしゃべりができました。今日はほぼほぼひとりで歩いていたので、人との会話は久しぶりでした。

ベントサ到着

13:30前にベントサに到着です。小さな町なのでアルベルゲもすぐに見つけられました。

チェックインをしに中へ入ると、オードリーに再会。また一緒になったね!と挨拶。部屋も一緒でした。さらにアイーダとマルセロも同じ宿でした。

日曜日だから何もないだろうと覚悟してきたのに、昼も夜もバルが開いていました。スーパーはなかったけど、アルベルゲで簡単な食材を販売していたので、少し割高だったけど明日のためにバナナとヨーグルトを購入。

早速、お昼の休憩をしに近くのバルへ。トルティーヤとミートボールを注文し、ビールと一緒にいただきます。おいしい〜。ピルグリノメニューもありましたが、昨日買った重たいスープを早く消費したいので夜ごはんは宿で済まそうと思います。

町を散策。といっても小さな町なので、高台にある教会へ登って全体を見渡す程度。

壁の装飾が貝でかわいい!

宿に戻りシャワーをあびて洗濯。明日ははじめてバックパック郵送サービスを利用しようと決め、オーナーに依頼方法を教えてもらいました。夜はキッチンでパックの野菜スープを温めていただきました。

今日のルームメートさん、二段ベッドの上に登るのが嫌だからと、勝手にマットレスを床に降ろして寝ていました。自由だな〜。

 

今日の費用 29.9ユーロ

(内訳)

  • トーストとコーヒー 4.5
  • トルティーヤ、ミートボール、ビール 7.4
  • ヨーグルト2・バナナ(宿で) 2
  • 宿 16