【33日目】最終日前日、ラスト10kmを残して(〜Lavacolla)

スペイン巡礼

2025年6月4日(水)

  • 天気:雨→晴れ
  • 歩行距離:28.5㎞
  • ルート:アルスーア→ラバコリャ

暗証番号がわからない事件

5:45起床。

廊下に出て準備をし、食堂でヨーグルトを食べてから1階へ。バックパックを受付横に置いて出発したいのだけど、ドアが開いていない。今回の宿は2棟に分かれていて、受付がある棟と宿泊していた棟が別でした。宿泊していた棟の暗証番号は教えてもらったけど、受付の建物の暗証番号が分からない…。同じく荷物を置きたい女性と2人でトライするも開かず。「仕方ない、もうここに置いていくしかないね、きっと見つけてくれるはず!」と諦めかけた時、1組の韓国人夫婦がおりてきてました。「暗証番号を知ってるよ」とピピピっとあけてくれました。よかった、無事に荷物を置けました。

6:30に出発。

雨のスタート

小雨の中、歩きはじめました。天気予報は曇りだったので、しばらくしたら止むかな、と雨具なしでスタート。

しかし雨は止まず、最初に見つけたカフェで朝ごはん休憩。

ツヤツヤおいしそうなパンを注文。パン・オ・レザンかと思ったら、レーズンだけでなく甘いカラフルなゼリーのようなものも練りこまれてました。う〜ん、カロリーたっぷり=元気が出ます!

周りをみると、皆ポンチョやレインコート姿。曇り予報じゃなくて雨予報だったのかしら…。雨脚も弱まってきたので再出発。

新しい出会い

しばらくすると、ひとりの男性に話しかけられました。クロアチア人のダヤン。今はイタリアに住んでいるそうです。

しばらくすると突然大雨に。二人ともビショ濡れです。「さいこーだね!」と笑いながら、ひとまず木の下に避難。彼は雨具をもっていたのでその場で着替え。そう長引かないだろうと意を決して出発。しばらく歩いていると雨が止み、太陽がでてきました。よかった〜。濡れた服は歩きながら自然乾燥。気づけばすっかり乾いていました。

今回、彼はポンフェラーダからスタート。昨年はポルトから歩き、自分の誕生日にサンティアゴに到着したそう。抹茶に興味があり、道具一式を買ってYouTubeをみながら点てたけど苦くなりすぎたんだとか。他にも、宗教の話(日本は何が一番多い?)などをしながら一緒に歩きます。「私のような年齢の人は少ない、もっと若いかシニアばかりだ。」というので、年齢を尋ねると私の3歳上でした。私の年齢を言うと驚かれ(日本人あるある)、「20代かと思ったよ、だからさっき”私たちのような”じゃなくて”私のような”年齢っていったんだ!」と言われました。同世代だとわかりひと盛り上がり。本当にこの世代で歩いている人が少ないよね、と話しました。

カタツムリ大量発生&道間違い

途中で彼がコーヒー休憩をとるというのでいったんバイバイ。

残り25kmを切りました!

雨のせいか、道路に大量のカタツムリが出現。踏まないよう足元ばかりみていたら、気づけば行き止まり。どうやら道を間違えたようです。引き返して正しいルートに戻ります。

後ろにいたはずのダヤンに追いつき(私が道を間違えている間に抜かされたのでしょう)、また一緒に歩きます。

オ・ペドロウソ(O Pedrouzo)到着

しばらくするとオ・ペドロウソに到着。アルスーアからサンティアゴまでの中間地点なので、この町に宿泊する巡礼者が多いです。ダヤンもこの町に宿泊ということで、ここでお別れです。私は最終日に歩く距離を減らしたかったので、今日はもう少し先へ進みます。町のバルでコーヒー休憩をしてから再出発。

残り20kmをきった!

相変わらず木々の中を歩きます。

視界がひらけてきました。

懐っこい猫ちゃん。

道路沿いの道に出ました。

飛行場の横を歩きます。

小さな町を通過。チャペルが開いていたので少しだけ寄り道。

 

ラバコリャ(Lavacolla)到着

13:30にラバコリャに到着です。

チェックインの前にランチ休憩。町のバルでビールとイカリング。

アルベルゲの近くに14:30に閉まるパン屋さんがあるのに気がつき、駆け込む。美味しそうなアップルパイをゲット。店員のおばぁちゃんがあたたかく迎えてくれる小さな素敵なお店でした。

アルベルゲにチェックイン。大部屋の二段ベッド上段でした。スーパーは17時からしか開かないようなので、先にシャワーを浴び、洗濯をして、休憩。

最終日の宿を悩んでいたけど、ここに一泊すれば空港まで歩いていけそうです。受付で、最終日の日程で予約できるか尋ねるとベッドがあいていたのでその場で予約してもらいました。早朝に空港まで歩いても危なくないか聞くと、「全く問題ない」とのこと。「一本道だし、街灯もあって、たまに歩いている人もいる。タクシーを呼ぶこともできるけど、ここまで歩いてきたあなたたちにとっては楽勝よ」と言われました。

最終日前夜の静かな時間

17時になったのでスーパーへ。周りに夕食を食べられそうなお店もないので、インスタントのミネストローネを購入。小さな商店なので、開店と同時に巡礼者でいっぱいになっていました。ここでエレンと再会!サリアから妹が合流し姉妹2人で歩いているそうです。今夜のアルベルゲも同じでした。

宿に戻り、まったり。夕食の準備をしているとエレン姉妹も夕食を作り始めました。ワインとパスタを一緒にどう?と誘ってくれましたが、すでにレンチンしていたし、調べ物(巡礼後のバルセロナ旅行の予約手配)もしたかったので、今日は一人で食べることに。歩き始めて初レトルト。味は、まぁまぁでした。

明日はいよいよサンティアゴに到着です。明日で終わりだなんて、あまり実感がわきません。

ラスト10km。

気持ちをこめて歩こうと思います。

 

今日の費用 41.65ユーロ

(内訳)

  • バックパックサービス:4
  • コーヒー・パンオレザン:3
  • エスプレッソ:1.2
  • イカリング・ビール:11.6
  • アップルパイ:2
  • スーパー:5.85
  • 宿:14