【31日目】曇りがちなガリシア州(〜Palas de Rei)

スペイン巡礼

2025年6月2日(月) 天気:曇り

歩いた距離:24.8㎞

天使の梯子

5:45起床。準備をして6:30に出発。

ゆるやかな丘を登って行く途中で朝日が見えてきました。

だんだんと明るくなってきて、ぽっかりと空いた雲の隙間から天使の梯子がみえました。とても美しくて、しばらく立ち止まって眺めていました。

サリア以前の暑さは一体どこへ?!ずっと30度近くあった気温は昨日から15度くらいに。木の下を歩くことが多い上に曇り空。太陽があたらないので体感温度はもっと低い気がします。

 

バルがあったので朝ごはん休憩。この旅で大好物になったトマトトーストを注文。それからあまりにも美味しそうだったのでドーナツも注文。ふわふわモチモチの巨大ドーナツ。朝からこんなに食べるなんて、自分でも驚きです。

バルで席を探していると一人の女性と目があいました。昨晩ベッドが隣だった女性です。ほとんど会わなかったのでベッドサイドで挨拶しかしていなかったけど、向こうも顔を覚えていてくれました。「ここ空いてるよ、座って」と自分の前の席に呼んでくれました。私の服をみて、「パタゴニアに行ったことがあるの?」と聞かれました。最初はなんのことかと思ったけど、Patagoniaの文字をみて聞いてきたとわかり、「行ったことはないけどこのブランドが好きで着てるよ!」と答えると、「私はチリから来たの!パタゴニアはチリだよ〜。」とのこと。なるほど、チリ出身者から見たらPatagoniaはブランド名ではなく地域の名前ですもんね。彼女はサリアからスタートし、一人で歩いているそうです。同世代の女子ひとり旅、親近感が湧きます。一緒にコーヒーを飲んでいる女性がいたので友達と歩いているのかと思ったけど、彼女たちとは道中知り合いになったそう。朝食を食べ終えた彼女たちは、先に行くねブエンカミーノ、と3人で出発していきました。

ガリシア州らしい天候

時刻は9時、私も休憩を終えて歩き再開です。バルを出る前にスマホの天気予報で現在の気温をみてみると12℃(最高18最低11)でした。暑い暑い言ってた日が懐かしい。

ほとんど人と話さず静かに歩き続けます。

途中で小さなチャペルがあったので寄ってみました。中に入ると目の不自由な方が座っていて、クレデンシャルにスタンプを押してくれました。

いろんな場所で十字架を目にします。

民家や農家の横を通り抜けて進みます。

日本語発見!

急に石だらけの細い道を通ったり。

畑の横を通ったり。

小さな町を通り抜けたり。

黙々と歩き続けます。

再び木の下コース。

肥料のにおい?正体は分からないけど何かのおいが漂ってました。

途中のバルでさくっとオレンジジュース休憩をし、さらに歩き続けます。

このガリシアっぽい雰囲気が好き。この雰囲気には快晴よりも曇り空の方が似合う気がします。

だんだんと道が整備された感じになってきました。町に到着しそうです。

Palas de Rei到着

13時にパラス・デ・レイに到着です。今日の道もなだらかな道が多く、暑さもなかったので、歩くのは楽でした。アップダウンが少ないと20㎞を越えてもまだまだ歩けそうな気分です。歩き慣れてきたのかな。

アルベルゲのチェックインは13:30からだったので中に入って待機。時間になり受付をすませ、荷物を置いてからランチのため町散策へ出発。事前に調べていたお店へ向かいます。

お目当てのお店がこちら。混んでいたけどカウンターが空いたので座れました。

プルペリア(タコ専門店)だけど、タコは明日メリデで食べるつもりので、ここではイカを食べようと思います。他の人が食べているのを見て、あれは何?と店員さんにメニューを尋ねて注文。イカのグリル、アリオリソース、フライドポテト添えがやってきました。この小さなイカのグリルを”chipirones a la plancha” というそうです。ビールもグラスがしっかり冷やされていて、これまた美味しい。ビールとイカが合う。永遠に食べられそうな味でした。

もっと頼みたいメニューがあったけど、一人なので複数メニュー頼めないのが残念。美味しくて気分がよくなり、デザートにケーキとコーヒーも注文。ガリシア州の伝統的なお菓子「タルタ・デ・サンティアゴ」。こちらもとっても美味しく大満足でした。

食後にグルッと町を回って宿へ戻ります。途中で教会があったけど中には入れませんでした。

夕食はサラダで軽くすまそうと決めてスーパーに寄るも、なんとサラダの棚だけ空っぽ。皆考えることは同じなんでしょう。明日は到着したらまずはスーパーで買い出しをしよう。サラダの代わりにヨーグルトグラノーラとトマトを買って宿へ戻りました。

シャワーを浴びて洗濯を済ませます。洗濯物は外に干せず、地下の洗い場と同じスペースで乾かします。これは乾かないパターンだなと思いながらギュッと絞って干しました。

ベッドでゴロゴロ休憩をしてからキッチンに行くと、料理をしている若い女性と年配の女性がいました。ニュージーランドから来たという若い女性は、鍋でお米を炊いていました。お米持ち歩くの重くない?!と聞いたら、スーパーで売ってる少量のお米を買ってるからそんなに重くないよ、とのこと。お米を持ち歩いて炊こうと思うことがえらすぎる。もうひとりのカリフォルニアから来たという女性は自分で作った野菜と豆のスープを食べていて、ひとりで食べきれないくらい作ったから後は2人で食べて〜とシェアしてくれました。寒かったので、温かくてホッとする優しい味がしみました。ごちそうさまでした!

 

今日の費用 55.1ユーロ

(内訳)

  • バックパックサービス:4
  • コーヒー・トマトトースト・ドーナツ:5.5
  • オレンジジュース:2.5
  • いか・ビール・ケーキ・コーヒー:21.1
  • スーパー:5
  • 宿:17