2025年5月30日(金) 天気:雷→晴れ
歩いた距離:14.2㎞
雷から始まる1日
5:15起床。
準備をして部屋を出ると、すでにバルがオープンしていました。オーナーは早起きだと聞いていたけど、本当に早い!巡礼者がコーヒーを飲みに立ち寄るので朝から開けているそうです。
私もせっかくなのでエスプレッソを注文。6時になり、さぁ出発しようとするも、急な雷雨でピカピカ、ゴロゴロ。「最近とても暑いから、こうして雷になるんだよ」「すぐに止まるからここに居なさい」とオーナー。少し待つと、本当に雷が去って行きました。山の天気って不思議。
オーナーにお礼を言って6:15頃に出発。

周りに何もないけど、山登り前の1泊にとても良い宿でした。
スタートから登り坂です。雷は去ったとはいえ、まだ空はピカピカ光っていて、向こうの方でゴロゴロ音が鳴り響いています。どんより曇り空、びびりながら雷雲を追いかけるように歩きはじめました。

しばらくすると雷雲とは違う方向になったので一安心。少しずつ空も明るくなってきました。
小さな町を通過。

山に向かって進みます。

またまた小さな町を通過。

ヨーロッパの家って何で玄関だけでこんなに可愛いんだろう。

町をでて再び山に向かって歩きます。

だんだん霧がでてきました。幻想的で綺麗。

牛をみたり、小川をみたりして進みます。次の町も通過。

やっぱり山は景色がきれい。先日バスターミナルで会ったマダムじゃないけど、私もこういう自然の中に入り込めるような景色の中を歩くのが好きです。


山の中の小さな町でモーニング
次の町がみえてきました。

馬がいました。ここからオ・セブレイロまで、馬に乗って登ることができるのです。実は、アンがこの馬に乗ったと聞いていて、私も乗りたい!と思い2日前にダメ元で連絡してみたけど満席で予約できませんでした。そりゃ皆前から予約しているから直前すぎて無理ですよね、もしかしてキャンセルがでてたらと思ったけど甘かったです。(ちなみにお値段はひとり50€でした。)

ここでようやく朝ごはん休憩。外の景色を眺めながらおっきなクロワッサンをいただきます。

このバルでマリエさんに再会!ジョンも一緒です。2人は私が宿泊していた町のもう一つ前の町を早朝に出発しここまで歩いてきたそう。再会を喜び、オ・セブレイロまで一緒に歩くことに。昨日からずっと一人歩きだったので、話し相手(しかも日本語)ができて嬉しい。

バルをでて数百メートルほど、マリエさんが「(トレッキング)ポールを忘れた!」と気づき慌ててバルまでUターン。早めに気づいてよかったです。ジョンとゆっくり先へ進みながら、マリエさんが戻ってくるのを待ちます。
だんだん道が細くなってきました。しっとりした雰囲気。


側面に細い道を発見。教会がありそうなので、少し寄り道します。


そのまま小さな町にでました。このあたりに宿泊しても素敵だろうなぁ。

登り続けます。たまにフンが落ちているので注意です。

広大な景色に囲まれて
だいぶ上まできたようです。視界がひらけて景色がとても綺麗です。


あと2㎞でオ・セブレイロというところで町にでたのでバルで少し休憩。時刻は10:45、ランチには早いけどお腹がすいたので宿で持たせてくれたピザをここで食べます。マリエさんにも1枚おすそわけ。う〜ん、おいしい!

このバルには休憩している人たちがたくさんいました。もう皆ゴール気分でビールを飲んでいます。のんびり休憩していると、先ほどの馬が通過していきました。皆の注目の的です。乗馬で山歩き、楽しそう!
休憩を終え、最後の一踏ん張り。ここもとにかく景色が良い!景色を楽しみながら歩いているとしんどさも半減です。

途中で先ほどの馬が戻ってきました。もう上まで登って仕事を終えて降りてきたようです。おつかれさま。

ガリシア地方に入ったようです!

だんだんと町に近づいてきた気配がします。

O Cebreiro到着
11:45に本日の目的地、オ・セブレイロに到着です。先日のイラゴ峠と比べると思ったほどハードではありませんでした。足がよくなってきたおかげかも。
町に到着し、まずはアルベルゲへ向かいます。先着順の宿なので順番を取りにいきます。

とりあえず荷物で順番をとってから、チェックイン時刻までバルで休憩することに。ビールを注文したらチップスもついてきました。わかってるね〜。

チェックイン時刻が近づいてきたので宿へ戻ります。列にはピーターの姿が。ジギは?と聞かれたので彼女はサリアまでスキップしたと伝えます。無事にチェックインしベッドを確保。受付担当はたったの1名。私たちはかなり早い方だったのですぐに受付ができてラッキーでした。列の後ろの方の人は受付のために1時間以上待っていたそう。
荷物はここには届かず近くのバルで預かっているみたいなので探しにいきます。

無事に荷物を発見。部屋に戻りシャワーと洗濯をすませます。
ここのシャワー、初めてのドアなしカーテンなしで驚きました。ずらっとシャワーブースが並んでいるだけ。だから収容所みたいと言われるわけだ、でも日本の温泉だと思えば普通だよね、とマリエさんと話しながらシャワーを浴びました。
洗濯をしているとヨンジンに再会しました。この宿はベッド数が多いので、知った顔がちらほら見えて嬉しくなります。
町を散策。この修繕中の家の下におりると売店がありました。最低限のものはここで販売しているようです。明日のために水などを購入。昔ながらの家のスタイルは日本の茅葺屋根のようです。

16時から早めの夕食。ピルグリノメニューを楽しみました。ガリシアに入ったということで、とりあえずガリシアっぽい料理をセレクト。もちろんワインもいただきます。


マリエさんたちの知り合いのアメリカ人ジュディも一緒にお話できました。
この町は景色はもちろん、小さいけど本当に可愛らしい町でした。観光客もバスでやってくるようで、お土産屋さんもありました。レンタサイクルのお店も。ここから自転車でくだることもできるようです。楽しそうだけどちょっと怖いです。

今日、早めの夕食にしたのは19時からのミサにでるため。時間になり皆で教会へ。ミサの祝福の時間、私はクリスチャンではないから受けられないと思っていたけど、祝福を受けても良いとマリエさんが教えてくれました。パンはいただかないという意思表示で手を胸の前で組んだら良いそうです。ということで初めて列に並んで祝福を受けました。

ミサのあと、巡礼者のための祈りの時間がありました。巡礼者は全員前にでてくるように声がかかり、皆で円になって神父様を囲み、祈りました。そして各国の言葉で順番に祈りを唱えます。私は日本代表で日本語で読み上げました。国も年齢も違うけれど、皆が一つになり祈る空気、言葉にできないけれど、とても素敵な時間を過ごすことができました。
最後に神父様にひとりひとり祝福していただき、アローが描かれた石をいただきました。これからお守りにします。

皆で少し話した後、ベッドに戻り寝る準備。ヨンジンがやってきて辛ラーメンをくれました。夕食の前に、ピルグリノメニューもいいけどアジアの味が恋しいと話していたのを聞いていたからです。皆本当に優しい。
21時過ぎ、夕日が綺麗だよと聞いて外へ。こっちへきてから日の入りが遅いのでなかなか見るチャンスがなかったのですが、ここにきてこんなに綺麗な夕日が見られるなんて!皆で山に沈んでいく夕日を眺めて過ごしました。

22時になり就寝。
明日、雲海が見えるといいな。
(内訳)
- バックパックサービス:6
- エスプレッソ:1.5
- クロワッサンとコーヒー:4
- オレンジジュース:3
- 水・バナナ・プロテインバー:3
- 夜メニュー:16
- 宿:10

