2025年5月23日(金) 天気:晴れ
歩いた距離:バス移動7.2㎞+13.4㎞
休養明けはバス移動でスタート
5:45起床。
部屋で朝ごはんを食べ、荷物を準備。7時にジギのホステル前で待ち合わせをしていたのでまずはホステルへ向かいます。ホステルの受付にバックパックを置いて、身軽になって出発!ジギは、まだ預ける勇気がない(届かなかったらどうしようと不安)といって今日もバックパックを背負って歩きます。
朝のレオンはとても静かで、朝焼けとレオン大聖堂が綺麗でした。

バス停へ向かいます。今日は、最初の区間をバスで移動する予定です。大都市から出るのは結構時間がかかるので、その部分をスキップするイメージです。
バス停に到着するも、乗り場が多くどこから出発するのかがよくわからない…。バス停で並んでいる地元の人に尋ねるも、スペイン語なのでうまくやりとりができない。やってきたバスの運転手さんに聞くと、バスNoはM2Aだ、と教えてくれました。先ほど話しかけた人も助けてくれて、ようやく乗るバスがわかりました。WEBで調べた際は8時発のバスがありそうだったけど、実際には7時20分くらいにやってきたバスに乗車。時刻表がよくわからないけど、、とにかく早めにバス停に来ていてよかった。同じバスに、私たち以外に巡礼者がもう1人。彼女も1区画バスに乗るようです。バスに揺られながら窓の外をみていると、黙々と歩いている巡礼者がたくさん見えました。運転手さんはとても優しく、私たちが次かな次かなとソワソワしていたら、ここだよと降りる駅を教えてくれました。
目的地のラ・ビルヘン・デル・カミーノ(La Virgen del Camino)に到着。ここから歩きスタートです。

ルートを選択
少し進むと、聞いていたとおりルートが2つに分かれるポイントがありました。

私たちは「左」を選択。この分かれ道がわかりにくく、こっちで合ってる?!と不安になりながら進みました。しばらくすると黄色い矢印を見つけたので合っていたようです。(ちなみに「右」はずっと道路沿いで景色が単調なのでつまらないそうです。カミーノ経験者は皆「左」を勧めたので左を選択しました。)

バスに乗ったせいか、前後に人もおらず、ジギと二人きりです。

しばらく車道沿いを歩きます。

全員右ルートにいったのかな?!と思うほど誰もいません。途中で線路の上を通過。

ようやく小さな町を通過。カフェはないのでベンチで休憩。バナナタイム。このあたりからようやく、ちらほらと歩いている人を見かけるようになってホッと一安心。町の出口でウサギ2匹を目撃!かわいかった〜。

町を出ると原っぱエリアに突入です。平坦な道なのでとても歩きやすい。

草花を楽しみながら進みます。 道沿いにラベンダーがたくさん。

お花と草の香り、鳥と虫の声につつまれます。

次の町に到着。地面に描かれたBARの文字に導かれ、バルへ。トルティーヤで腹ごしらえ。

このバルでヤンさんに再会し一緒に休憩をしました。プエンテ・ラ・レイナで出会ってからたまに道で遭遇していましたが、ゆっくりしゃべるのは久しぶりです。
休憩を終え再出発。

町をでると再び原っぱエリアに。ジギとスタンドバイミーを熱唱しながら進みます。

しばらく歩くと本日の目的地がみえてきました。町の入り口手前に大きな池があったのですが、カエルの鳴き声がすごかった!まさに大合唱。

Villar de Mazarife到着
12時過ぎにビジャール・デ・マサリフェに到着です。町に入りアルベルゲを探します。

アルベルゲの庭にはプールがあったけどまだ水は入っていませんでした。残念。

早速チェックイン。ヤンさんも同じアルベルゲでした。ジギと2人で泊まるとたいてい二段ベッドをひとつ充てられます。どちらで寝るかは自分たちで決めますが、ここは歳下の私が上段で!

荷物をおいて、町散策&スーパーへ。

先ほどカエルが大量にいたということは…そうです、コウノトリもたくさんいます。コウノトリはカエルが大好物なので、カエルがいる=コウノトリがいる、だそうです。

スーパーの前でボブのグループに会いました。UK出身のデルフィンも一緒です。彼女は何度か見かけていたけど話すのは初めてでした。ジギは何度か話したことがあり顔見知りだったようです。とても可愛く優しい笑顔の女性でした。彼らはここで休憩し、まだ先へ進むそうです。
宿に戻り、洗濯をして広い庭でまったりタイム。シャーロットも同じアルベルゲに到着したので、皆で明日からのスケジュールを相談して過ごしました。宿で氷を借りたので私はおしゃべりしながらアイシングもします。ちなみにこの氷、私からお願いする前に、アルベルゲのママさんが私の足をみて「アイシング用の氷が必要?」と話しかけてくれました。さすが、わかってる!ありがたい!さらに皆でバケツに水を張って、疲れた足をつけて癒やしました。ポカポカ陽気に冷たい水、気持ちよかった!

18:30から夕食タイム。愉快なママさんがテキパキとオーダーを聞いてお料理を運んでくれました。

同じテーブルには初めましてのオランダ人ピーター。レオンから歩き始めたそうです。
隣の席には88歳のオーストラリア人、ブルースおじいちゃん。カミーノ5回目だそう。元気!
みんなでワイワイお話しができ、とても楽しい夕食タイムでした。
(内訳)
- バックパックサービス:6
- バス代:1.65
- トルティーヤとコーヒー:4
- 水・クッキー・アクエリアス:1.95
- 夜メニュー:14
- 宿:11

